Cisco社、サーバ仮想化アプライアンスを公開するも、ハイパーバイザーについては依然として謎(20081006-8)
6月に正式に立ち上げられたMicrosoft Server Virtualization Validation Program(SVVP)は、その支持メンバーの顔ぶれから相変わらず多くの関心を集めている。
Cisco社も8月にそこに名を連ねたが、Cisco社がハイパーバイザーを用意しているようには見えず、今のところは同社もMicrosoft社も理由を明確にしていない。しかし、Cisco社とMicrosoft社は先週共同発表を行い、「Windows Server on WAAS」を公開した。
WAAS(Wide Area Application Services)は、Cisco社がしばらく前から提供しているネットワークアプライアンス。
同製品は支店規模での運用に向けて設計されており、大半のプロトコル(メール、ファイル転送、ウェブ、バックアップ、ビデオストリーミングなど)の最適化が可能となっている。
WAASの最新バージョンである4.1では、「WAVE(Wide Area Virtualization Engine)」と呼ばれ、「Windows Server 2008 Server Core」の複数のインスタンスを仮想マシンに置く(ここでは「Virtual Blades」と呼ばれる)ハードウェア仮想化エンジンも搭載された。
SVVPプログラムに準拠することで、Cisco社はActive Directory、DNS、DHCP、そしてPrint Servicesの役割をWAVE上の認証済み仮想マシンとして実行できるようになったが、実際にこのソリューションの土台となっている仮想化エンジンについては口を閉ざしている。
Information Weekは3月、Cisco社がオープンソースのKVM(Qumranet社買収によってRed Hat社に間接的に管理されるようになった)を使ってIOSの2つの予備インスタンスを新しいASR 1000ルータ内部で仮想化しているのではないかと示唆したが、このうわさはCisco社がその後否定している。
だが、(LinuxやKVMにホスティングされるWindows Server 2008ゲストをMicrosoftが認証したことが信じがたくても)今回は何か出てくるかもしれない。
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