Amazon EC2のLinux VMが現場投入準備完了。Windows VMはベータテスト開始(20081023-4)
10月23日はAmazon社にとって特別な日だ。同社はXenベースのクラウドコンピューティングインフラである「Elastic Compute Cloud(EC2)」の現場投入準備完了を宣言し、Service Level Agreement(SLA)を導入した。
アカウントはそれぞれ最大20台の仮想マシンのコンフィギュレーションが可能で、オプションでその数を増やすこともできる。
この仮想インフラ全体を管理するため、Amazonは新しいウェブ管理コンソールも投入する。
そのほか、EC2もようやく32ビット/64ビット版のWindows Server 2003仮想マシンをRDP経由で提供する。ただし、この新オプションは新しいベータプログラムの一部として考えられている。
Windowsに加え、Amazon社は「Authentication Services」(5アカウント以上もしくはLDAP接続用)、IIS6(ASP.NETを含む)、そして64ビット版「Microsoft SQL Server」(Standard Editionのみ)もサポートするが、提供するバージョンについては明らかになっていない。
Windows XPやVistaが仮想マシンでサポートされていないことは、Amazon社がまだオンデマンドのVDIを提供できないことを意味している。しかし、今回の最初のベータプログラムは間違いなくその方向へ一歩踏み出している。
Windowsベースのクラウドコンピューティングは、デスクトップOSがなくても大きなポテンシャルを秘めている。
Amazon社には現在、世界最大のインフラにおけるWindows VMのホスティングではXenにVMware ESXと同等の信頼性があることを示すまたとないチャンスが訪れている。
VMware社、Microsoft社、Citrix社、Virtual Iron社、Red Hat社、Novell社、Oracle社、Sun社、そしてXenコミュニティー全体が、今後はEC2に対して大幅に慎重になることだろう。
EC2と同じようなものの構築進めているRackspace社がこれと同等の関心を集めるには相当の努力が必要になるだろう。
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