VMworldを予想:ESX 4.0ベータ、Intel 6コアCPU、そしてCiscoの仮想スイッチも可能性あり(20080912-7)
2008年のVMworld USカンファレンスは、仮想化カンファレンスのあらゆる記録を更新した。出席/参加者は1万4000人だった。
これだけ大勢集まると、新最高経営責任者(CEO)のPaul Maritz氏も同社の共同創業者兼チーフサイエンティストのMendel Rosenblum氏が辞任した理由や、研究開発担当エグゼクティブバイスプレジデントが1年もたたずにOracle社に戻った理由、あるいはESX 3.5 Update 2に誤って「爆弾」が仕掛けられた理由を説明するのに苦労したかもしれない。
しかし、Maritz氏には「ESX 4.0」という聴衆の注意をそらす大物があったようだ。
同製品は現在プライベートベータテスト中で、ごく一部の選ばれたテスターのみ利用可能になっている。
それにもかかわらず、virtualization.infoは最初のベータ版に搭載された目を引く新機能の一部を入手した。
- 64ビットカーネルとコンソールOS(COS)
- クラスタ化されたVirtualCenter Servers
- ESXホストのプロファイル管理
- クロスホスト仮想ネットワーキング
- 8ウェイの仮想SMP
- 複数ホスト間における仮想マシンのフォールトトレランス(2007年に紹介された有名な「Continuous Availability」)
- VM/メディアライブラリ
- 物理ハードウェアの障害アラーム
- ストレージ資源に対するアクセスコントロール
- コンフィギュレーションの変更トラッキング
- SATAローカルストレージのフルサポート
われわれの得ている情報によると、これはごく一部だという。だが、それでもすべての聴衆をイベント期間中釘付けにしておくのに十分のようだ。
9月8日のHyper-V 1.0発売でMicrosoft社とそのパートナー各社が流したうわさをVMware社が抑えるのを助けるように、Intel社は新しいESXでサポートされる「Dunnington」というコード名の6コアCPU(Xeon 7400)を発表するとみられている。
この新しい45nmプロセスのCPUは、モノリシックデザインを採用し、キャッシュの大幅増(2次キャッシュは3Mバイト、3次キャッシュは共有で16Mバイト)によってパフォーマンスを向上させ(Intel社によると50%近い向上だという)、仮想マシンの同時処理数を増やしているという。
大事なことを言い忘れていたが、あらゆる声を抑えるべくCisco社からも何か大きな発表があるかもしれない。
(最後のポイントは現時点で全く未確認であることに注意されたい)
virtualization.infoは1年以上前、VMware ESX用にまもなく登場するサードパーティー仮想スイッチに関する記事をVMworld 2007に間に合うタイミングで公開した。
信頼できる筋からのうわさを考えると、ESXに接続し、VMware社が現在提供している制限の多いネットワーキング機能を強化するCatalystの仮想バージョンのリリースにCisco社が関心を持っているのも至極当然のように思われる。
今のところ、Cisco社もほかのネットワーキングベンダー各社もこのような仮想機器をリリースしていないが、われわれの1年前の書き込みに対し、わずか2日前に興味深いコメントが付いた。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)9月16日発表。NXクラスのソフトウェアが動作し、クロスホストの仮想化を実現。
単なるうわさや予測かもしれないが、Cisco社は9月16日に実際に基調講演を予定しており、ごく最近も奇妙な動きを見せている。
VMworldでは同社に特に注目したい。
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