VMworld 2008総括–パート3(20080930-1)
9/30/2008
| 原文はこちら (English)
これまでの総括では、VMware社がステージで発した全く新しいメッセージを簡単にまとめ(パート1)、市場への影響を分析し、同社のパートナー各社から出てくる主要技術トレンドについてもまとめた(パート2)。
総括の最後となる今回は、VMware社主催のイベント期間中に競合各社が目指したそれぞれの位置づけについて見ていく。
- Citrix社は見事なゲリラマーケティング能力を発揮し、イベント開幕直前にVMware社の動きを予想するのも今回で2度目となった。
同社は今回、Marathon Technologies社の開発による「Enterprise」および「Platinum」の両エディション向けの新しい高可用性モジュールや、DAS、NAS、およびSAN(FCおよびiSCSIの両方)をサポートするオープンストレージAPI、仮想マシン向けタグ機能など、多数の機能を搭載した「XenServer 5.0」の発売を発表した。
XenServer 5には新たに「Cloud」エディション(新しい消費ベースの価格モデルを搭載)が加わり、これは「NetScaler」、「WANScaler」、そしてまもなく登場する「Workflow Studio」オーケストレーションフレームワークと一緒に「Citrix Cloud Center」という新しい製品バンドルに含まれる。 - VMLogix社は、相変わらず仮想ラボ自動化システム市場におけるVMware社のライバルとしてのポジションを維持しており、VMware社とまたしても同じ名称となる新製品、「StageManager」を発表している。
もちろん、こちらのソリューションは12月の発売直後からCitrixとMicrosoftの両ハイパーバイザーをサポートする点が「VMware Stage Manager」との違いだ。 - Trigence社は、アプリケーション仮想化分野で(力のない)攻撃を試みて、Windowsプラットフォームに対応する「Trigence AE 3.2」の発売を発表している。
- システム管理会社のKace社も同じ野心を抱き、アプリケーション仮想化ベンダーであるComputers In Motion社買収を発表している。
- 最新となるXenの市販インプリメンテーションを2007年11月に発売する勇気のあるThinsy社は、ハードウェア仮想化セグメントでまだまだマーケットシェアを伸ばせると考えており、第二世代のハイパーバイザーを発表している。
これらの一覧は完全ではないかもしれないが、(VMworldの前週に動きを見せた)Citrix社やMicrosoft社以外にVMware社に対抗するリスクを冒せる企業が少ないことは明らかだ。
VMware vCenterが普及する2009年にこの一覧のなかの企業が増えるか減るかは今後明らかになるだろう。
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