VMware社共同創業者兼チーフサイエンティストのMendel Rosenblum氏が辞任(20080909-2)
virtualization.infoはついさきほど、VMware社の共同創業者兼チーフサイエンティストであるMendel Rosenblum氏が辞任したとの情報を信頼できる筋から確認した。
同氏とともに同社を創業し、1998年から最高経営責任者(CEO)を務めてきた妻のDiane Greene氏は、あいまいな理由から7月に取締役会によって解任されていた。その後、その夫があとに続くリスクはかなり高まっていた。
VMware社はvirtualization.infoに対し、Rosenblum氏がその取締役会直後に1週間の休暇を取り、これにより同社を退社する判断が遅れたと語った。
また、まもなくネバダ州ラスベガスで開催されるVMworld 2008への影響をおそれたVMware社が、イベントの登録がおおむね終了するまで辞任を先延ばしするよう要請した可能性もある。2008年度のVMworldは画期的な記録を達成し、1万4000人の参加/出席者を集めているためもはや待つ必要ない。
Diane Greene氏はVMware社のカルチャーとエンジニアリングの伝統を守ってきたが、Rosenblum氏は数年先にインプリメントする技術を設計する同社のビジョナリーとして評価されていた。
たとえば、データセンタの安全確保手段を変える可能性を秘めてまもなく登場するセキュリティAPIの「VMsafe」は、この科学者が2002年に開発したものだ。
virtualization.infoが聞いたところによると、Rosenblum氏は夫婦でVMware社を立ち上げた創業の地であるスタンフォード大学に完全復職するという。
同氏の退社により、VMware社は既に3人の重要なリーダーを失ったことになる。
その3人目というのは、研究開発担当エグゼクティブバイスプレジデントのRichard Sarwal氏で、同氏はつい先週Oracle社に戻った。さて、これでその理由も明らかになった。
今回の退社は最悪のタイミングだった。Microsoft社は競合製品の「Hyper-V」を9月8日に正式に披露した。同ハイパーバイザーはVMware社の技術よりいまだに数年遅れの状態だが、業界全体がそのサポートを発表している。
VMware社には、これに対抗するための揺るぎない戦略が必要になる。最先端技術を持ってしてもMicrosoft社のマーケティング兵器と幅広い提携に勝つのは難しいのだ。
最新情報:The New York Timesの報道によると、製品開発担当バイスプレジデントのPaul Chan氏も8月に辞任しており、来月同社を去るという。
最新情報2:このニュースを受けて、VMware株は9月9日にウォールストリートで7%値を下げた。
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