Xenのメモリオーバーコミットにはバルーニングで十分以上とするOracle社(20080827-6)
メモリをオーバーコミットする機能は、VMware社がESXハイパーバイザーで以前から提供してきた機能だ。これは、複数のテクニック(バルーニング、コンテンツベースのページ共有、デマンドページング)を使って実現されており、同社ではそれを大きなセールスポイントとして利用している。
現時点では、VMware社が利用しているアプローチのなかで複数の競合各社もインプリメントしているのはメモリバルーニングだけだ。
この機能はXen(現在はLinuxゲストOS専用)の一部として用意されているため、「Citrix XenServer」、「Virtual Iron」、「Oracle VM」、そしてNovell社およびRed Hat社のOSを含め、Xenベースの商用ハイパーバイザーならどれでもこれを提供できる。
Oracle社は同オープンソースハイパーバイザーの開発に参加しており、Xen 3.3のリリース直前に、VMware社のすべてのテクニックをインプリメントする必要がないことを明確にすることにした。現行のXenバルーニングでは機能強化が図られており、ちょうど良いメモリオーバーコミットの許可が可能だ。
XenSummit 2008では、Oracle社のコンサルティングデベロッパー(そしてHP社の元仮想化研究所主任科学者)であるDan Magenheimer氏が講義を行い、このポイントを明確にした白書も公開した。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…コンテンツベースのページ共有、VMM(仮想マシン・モニタ)ベースのデマンドページング、そしてホットプラグメモリは、どれもメモリ効率の向上に利用可能な魅力あふれるメカニズムだが、いくつかのスクリプトで収集されたグレイボックスデータと組み合わせれば、メモリオーバーコミットのインプリメントにはXenが提供するシンプルな既存のバルーンドライバで十分だ。Oracle社のOnDemandグループではさらなる測定とテストが進められているが、われわれは、このかなりシンプルなソリューションでもメモリオーバーコミットが提供する価値の大部分を大幅に低いコストで実現可能だと考えている。…
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