Xen 3.3の機能セットが確定(20080819-1)

8/19/2008   |   原文はこちら (English)

Xen.orgは先ほど、新バージョンの「Xen 3.3」に搭載された新機能がすべて含まれた同オープンソースハイパーバイザーの仮データシートを公開した。

パフォーマンスと安定性関連

  • CPUIDレベリング
  • Shadow 3ページテーブル最適化
  • EPT/NPT 2Mバイトページサポート
  • HVMゲストの仮想フレームバッファサポート
  • PVSCSI -- PVゲストのSCSIサポート
  • Intel VTでのフル16ビットエミュレーション

セキュリティ関連

  • PYGRUBのPVGRUBセキュアリプレース
  • HVM IOのIOエミュレーション「スタブドメイン」

エココンピューティング

  • 強化C&Pステート消費電力管理
  • グラフィックスサポート
  • VT-dデバイスパススルーのサポート

その他

  • QEMUのアップグレード
  • モダンNICのマルチキューサポート
  • PVゲストのドメインロック排除
  • メッセージ信号による割り込み

Intel社、AMD社、HP社、Dell社、IBM社、Novell社、Red Hat社、Sun社、富士通、Samsung社、およびOracle社など、Xenの主要コントリビューターが更新されていることからもこのデータシートは興味深い。

前述の企業各社の大半は有名企業だが、通信事業者大手のSamsung社の名前が見受けられるのは珍しい。
2007年11月、Samsung社はPDAへのXen移植に取り組んでいた。そして2008年6月、virtualization.infoでは同社がXenをARMアーキテクチャに移植中であることを報じている

携帯端末もまもなく仮想化に対応する可能性がある