(KVMベースの)VDIを探し求めるRed Hat社(20080811-8)
8/11/2008
| 原文はこちら (English)
ComputerWorldがつい先ごろ、Red Hat社の製品/技術担当エグゼクティブバイスプレジデント、Paul Cormier氏とのインタビューを公開し、同社の戦略に関する興味深い詳細がそこでいくつか明らかになった。
まず第一に、Red Hat社では2年以内に既存のサーバの9割が仮想プラットフォームを運用するようになる、と予測している。
次に同社は、2008年はじめにその概念を広げ始めたVMware社に続いてクラウドコンピューティングの世界へ進むための第一歩として仮想化を見ている(virtualization.infoでは、この記事を2006年初頭に書いている)。
3つ目の最も重要な点は、Red Hat社がVDIを次のキーアイテムとして見ていることだ。
なぜこのポイントが特に興味深いのだろうか?ホステドデスクトップに対して多数のベンダーが関心を示すなか、最後に残っていたのがRed Hat社だったからだ。しかし、Xenの採用を取りやめてKVMを採用する会社はRed Hat社だけであるため、同社が思い描くビジョンは他社よりもう少し関心を集めても良いのではないだろうか。
オープンソースではあるKVMだが、そのメンテナンスとサポートは商用VDIソリューションを販売する米新興企業のQumranet社(virtualization.infoによる紹介記事はこちら)によって行われている。
さて、ここで整理しておこう。
- KVMは現在Linuxカーネルに組み込まれている
- Red Hat社は仮想化の優先プラットフォームとしてKVMを提供する
- Red Hat社はVDIを次のキーアイテムとして見ている
- KVMベースのVDIソリューションを提供しているのはQumranet社だけ
- Qumranet社はKVMの保守を行っている
問題は、Qumranet社がRed Hat社にとって近い将来どれほど重要になってくるかだ。
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