ベンチマーク:RVI搭載の「AMD Quad-Core Opteron」で「Xen 3.2.0」を試す (20080715-3)
Nested Page Tables(NPT)が初めて話題になったのは、Intel社とAMD社の両社が将来投入する自社のCPUに同技術を採用する計画であることを明らかにした2006年末にさかのぼる。
プロセッサメーカー各社や仮想化ベンダー各社は、この技術による著しいパフォーマンスの向上を約束し、VMware社などは当時、2010年までには仮想化のオーバーヘッドは完全に排除されるとまで主張した。
だが、つい数カ月前までこの主張を検証する機会は全くなかった。
NPTを初めてインプリメントしたCPUは、AMD社が「Rapid Virtualization Indexing(RVI)」拡張機能を搭載して2007年9月に投入した新しい「Quad-Core Opteron」(旧「Barcellona」)だった。
Intel社が追従するのは早くとも2009年第3四半期になる見通しで、Extended Page Tables(EPT)技術を採用してまもなく登場する「Nehalem」というコード名のCPUになる。
AMD社のRVIを現在サポートしているハイパーバイザーは、「VMware ESX 3.5」、Xen 3.2.0ベースの各種市販製品、そしてKVMだった。
AnandTech社はつい先ごろ、2.3 GHzのAMD Quad-Core Opteron CPUを搭載した2ウェイシステムでNovell SUSE Enterprise Linux 10(Xen 3.2.0をインプリメント)によって得られたパフォーマンス改善を示した短いがかなり興味深い分析のプレビューを公開した。
彼らは、2基の仮想CPUと4GバイトのRAMで構成された4台の仮想マシンそれぞれで「Windows Server 2003 R2」を動作させ、2台のIIS WebサーバでPHPを運用し、Oracle OLTPとMySQLの両データベースを1台ずつで運用する負荷をかけた。
このベンチマークでは7%(Oracle)~31%(IISとPHPの組み合わせ)のパフォーマンス向上が浮き彫りになった。
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