Microsoft社、すべての学習コースにHyper-Vを組み入れへ(20080721-5)
Microsoft社の新ハイパーバイザーはWindows Server 2008に付属して大半の企業に届けられるが、これがその導入や試験につながる保証はない。そこで、Microsoft社では見込み客に早期導入を強いることなく同製品に対する信頼を確立するための手段を見つけ出そうとしている。
まだ気づかれていないこれらの方法の1つは実に見事と思えるもので、同社の教育関連パートナーが世界中で講義を行う(Microsoft Official Curriculums:MOCの)全コースでHyper-Vを必須にするというものだ。
Microsoft社の各学習センターが実際にMOCを提供するには、コース用製品をインストールしてラボを運営するために、最低限のハードウェア要件を示したハードウェアレベル原案に準拠する必要がある。
Microsoft社が先ごろリリースした新しいハードウェアレベル6.0ガイドラインでは、Hyper-Vがどのコースでも必須のコンポーネントとなっている。
- ハードウェア要件
- 64ビットのIntel Virtualization TechnologyもしくはAMD Virtualizationプロセッサ(2.8 GHzデュアルコア以上を推奨)
- 7200回転の120GバイトSATAハードディスクを2台以上(ストライピング設定)
- 最低4Gバイトで、8Gバイト以上に拡張可能なRAM
- DVD(二層版推奨)
- ネットワークアダプタ
- サウンドカード
- ビデオアダプタ(Aero対応を推奨)
- SVGAモニタ(17インチ)
- ソフトウェア要件
- 64ビット版Windows Server 2008 Enterprise Edition
- ロール設定済みのHyper-V
- Microsoft Learning Lab Launcher - Hyper-Vバージョン
ハードウェアレベル6が必須となる最初のコースは、2008年後半開始予定の「Windows Small Business Server 2008」コースとなる。
2009年には、この要件がまもなく登場する「Microsoft Exchange Server 14」を扱う新コースにも拡大され、ほかのすべてのコースにも徐々に拡大されていく。
教育パートナーがクラスの施設をアップグレードするのに数カ月を要する可能性もあるが、最終的にはコースを購入する顧客全員がHyper-Vとやりとりをすることになる。
MOCの期間は1日から5日までがあり、この間、生徒はいつでも新しいハイパーバイザーを試用し、そのパフォーマンスを検証できるようになる。
何よりも、ITの各種分野の専門家がHyper-Vに慣れ親しみ、自社に戻って同製品を推奨したり、少なくとも気楽に採用できるようになるのだ。
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