ホスティングサービスプロバイダーにHyper-Vの普及を賭けるMicrosoft社(20080731-3)
全く新しい製品で市場に参入するどのベンダーとも同じように、Microsoft社も「Hyper-V 1.0」に対する確固たる信頼を築かなくてはならない。その実現のため、同社は手始めにホスティングプロバイダーに目をつけた。
7月28日、Microsoft Virtualization Teamの企業ブログには2件の証言が掲載された。1つはmyhosting.com社からのもので、もう1つはhostbasket.com社からのものだった。
どちらのプロバイダーも、Hyper-V搭載のWindows 2008で動作する専用もしくは共有の物理サーバを顧客に提供している。
これらに加え、3社目のLayered Technologies社もホスティングプラットフォームのポートフォリオ(ただし、まだベータ)にHyper-Vを追加することを発表した。
大事なことを言い忘れていたが、Microsoft社は国際ホスティング担当ゼネラルマネージャであるJohn Zanni氏のインタビューも公開し、9月にプロジェクトホスティング用の無償設計原案である「Hosting Deployment Accelerator(HDA)」にHyper-Vが搭載されることを明らかにしている。
Zanni氏はまた、世界合計256社のホスティングプロバイダー(GoDaddyやRackspaceなどの巨大プロバイダーも含む)が現在Windows Server 2008の採用を進めていることも公表し、これらの大半がHyper-Vも提供する可能性があることも示唆している。
ホスティング業界は概してハードウェアの仮想化よりもOSの仮想化(特にParallels社の「Virtuozzo Containers」)を好むようなので、このことすべてが興味深いものとなっている。
Microsoft社がParallels社などのビジネスパートナーの分野に足を踏み入れ、そこから自社の基盤ハイパーバイザーのプロモーションを開始することにしたのは予想外だ。
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