Citrix社にXenを捨ててHyper-Vに移行する計画はなし (20080702-3)
Brian Maddenはわずか2日前、仮想化業界におけるCitrix社の位置づけに関するかなり挑発的な分析を発表し、「XenServer」の現在のマーケットシェアはゼロに近いと主張して、いずれ同社は採用しているオープンソースエンジンのXenを捨ててリリースされたばかりの「Microsoft Hyper-V」を採用するだろう、と予測した。これはまた、XenからKVMへのコミュニティーのシフトを示唆しているのかもしれない。
(virtualization.infoでは、Microsoft Hyper-V:1日後)というかなり長い記事で、Maddenやほかの多くの分析を解説している。
言うまでもなく、この予測には広範囲から反応があり、これまでvirtualization.infoに集まった読者のフィードバックには、このシナリオは大いにあり得る、というものがいくつもあった。
Citrix社の仮想化/管理事業部担当最高技術責任者(CTO)のSimon Crosby氏は、長文を投稿し、Brian Maddenのすべてのポイントに対する回答を寄せている。
Citrix社のマーケットシェア:
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)われわれには、大企業の顧客が4000社近く、そして訓練を受けたチャネルパートナーが約3000社いる。VMware社は顧客が10万社いると主張しているが、Citrix社には約22万社の顧客がいて、約1000万人のユーザがいる。XenServerのマーケットシェアは低いが、今のVMwareブランドのステータスを考慮すると、ほかのどの製品とも同様に急速な成長を遂げつつある。彼らに追従して見事なスタートを切っているというのが事実だ。エンタープライズ分野における採用の阻害要因はいくつかあったが、その8割は来るべきXenServer 4.2リリースで対処されている。
Xenの採用中止:
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)ここでは、サーバソケットでMicrosoft社と競争しているわけではないことを再び繰り返しておくことが重要になる。もし競争しているのなら、われわれはLinuxがHyper-V上で最適なパフォーマンスを出せるよう細かい部品やドライバを開発し、Hyper-Vをもっと良いハイパーバイザーにするために、Microsoftを支援したりはしないだろう。XenSourceの基本論旨(そしてCitrix社の継続戦略)は、高速で、無償で、互換性のある、幅広く普及したハイパーバイザーベースの仮想化を推進することだ。ハイパーバイザーが無償ならば、どこがそれを提供しているのかは心配する必要がない。
KVMへのコミュニティーのシフト:
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Linuxに追加されたのは、新しいVMのホスティングを可能にするVT/AMDVドライバにすぎない。自分の利用モデルが「まずLinuxをインストールしてからLinuxのスキルを使ってVMをインストールする」なら素晴らしいことだ。だが残念ながら、それでは仮想インフラ(仮想化対応共有ストレージ、スナップショット、クローニング、シンプロビジョニング、HA等々)のほかの重要な要件に対応できない。CPUやメモリの基本的な仮想化を行う別の手段の1つに過ぎないのだ。Xenは既に、Linuxで典型的オーバーヘッドで1%以下(SPECJBB)を達成し、豊富な付加価値機能を搭載してるのだ。
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