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Tresys Technology社、プラットフォームラッパで仮想化市場に参入 (20080620-4)

6/20/2008   |   原文はこちら (English)

Tresys Technology社は、1999年からITセキュリティ市場で活躍する米国の会社だ。
同社はこれまで、主にOSハードニングフレームワークの「Security-Enhanced Linux(SELinux)」を中心としたソリューション提供に重点を置いてきた。

今回同社は、仮想化市場への参入と、自社が持つハードニングの専門知識を活用して仮想マシン用セキュリティラッパ(別名:サンドボックス)を構築することを決めた。それが、「VM Fortress」だ。

この市場は、あまり人気の高くないACE(「VMware Workstation」の影に徐々に消えてしまうかもしれない)を擁するVMware社、「Kidaro Managed Workspaces」(「Enterprise Desktop Virtualization」に改名)を獲得したばかりのMicrosoft社、「vThere」を擁するSentillion社に、一新された「Virtual Desktop Solution」を擁するMokaFive社が先ごろ加わり、数は少ないが注目に値する競合各社がそろう。

VM Fortressは、リリース当初は「VMware Workstation 6」および「VMware Player 2」の両仮想マシンしかサポートしないが、競合製品とは異なりLinuxホストOS版(Red Hat Enterprise Linux 5/6)がある。

セキュリティエンジンがSELinuxであるため、このラッパは仮想ネットワーク、USBデバイス、リムーバブルストレージ、共有フォルダ、そして仮想デスクトップといった仮想リソースに強力なアクセスコントロールをかけることしかできない(カット&ペースト機能が制限される)。

vmfortress

仮想ディスクの暗号化や期限設定など、競合製品が提供するそのほかの機能については登場する兆候が見えない。
現在Linux用のラッパを提供しているところはないが、Tresys社がこの市場で競いたいのであれば、かなり早急に機能を増やす必要がある。

同製品は既に入手可能だが、同社ではその価格やライセンススキーマを明らかにしていない。


Tresys Technology社をvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
また、これに従ってvirtualization.infoの製品ロードマップを更新した。