リリース:Parallels Server 1.0 (20080617-2)
Parallels社(元SWsoft社)がついに独自ハイパーバイザーをリリースした。
「Parallels Server 1.0」は、Appleマシン(XserveとMac Proの両方)をベアメタルハードウェアとし、「Mac OS X 10.5 Server」をゲストOSとして正式にサポートできる初のサーバ仮想化プラットフォームだ。
「Intel VT」および「AMD-V」の両CPU強化機能を必要とする同製品には以下のような特長がある。
- 32ビットおよび64ビットVMのサポート
- VMあたり最大4基の仮想CPUのサポート
- Windows、Linux、およびMac OS X(Apple製ハードウェアのみ)の各ゲストOSのサポート
- 最大32Gバイトの物理RAMのサポート
- スクリプトに対応し、Python経由で拡張可能な管理コンソールおよびCLI
さらに、Parallels Serverには消費者向け製品でも既に見られるPhysical-to-Virtual(P2V)およびV2V移行ツールの「Transporter」も搭載されている。
今回Parallels社はMac OSバージョンしかリリースしておらず、これが混乱を招いている。もし同製品がベアメタルハイパーバイザーなら、2種類のバージョンが投入されているのはなぜかだろう?
同社の公式発表を見てもそれは全く分からない。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)(Parallels Serverは)Mac OS X Leopard Serverプラットフォーム上で動作する仮想マシンのなかでMac OS X Leopard Serverの仮想化をサポートする。
このリリースには、ホステドソリューションの記載はあるが、ベアメタルについては記載がない。
Parallels Serverは、Xenベースのもの(「Citrix XenServer」や「Sun xVM Server」)や「Microsoft Hyper-V」ハイパーバイザーが利用するのと同じアーキテクチャを採用しているのかもしれない。
このようなアーキテクチャでは、親パーティション(ハイパーバイザーによって起動された最初のVM)が、VMと物理ハードウェアとのやりとりをコントロールおよび管理する特定のゲストOSを実行する必要がある。
この場合Parallels社は、1つは親パーティションでMac OS X Serverを起動するApple市場向けのもの、そしてもう1つはLinux(あるいはWindows)を起動するものと、2つのバージョンのハイパーバイザーを用意することになる。
virtualization.infoでは、同製品のアーキテクチャについて新たな詳細が判明次第に記事をアップデートする。
このバージョンの価格はコア数無制限版で999ドル。
Mac OS以外のバージョンのリリーススケジュールや価格は未定だが、まもなく明らかになるはずだ。
これに従ってvirtualization.infoの製品ロードマップを更新した。
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