Live from Catalyst 2008:Day 2 (20080627-1)

6/27/2008   |   原文はこちら (English)

サンディエゴはBurton Group社主催によるカンファレンスの2日目を迎えている。

6月27日に仮想化の講演を行うのは、VMware社最高技術責任者(CTO)のSteve Herrod氏と、Burton Group社シニアアナリストのChris Wolf氏だ。

今、Steve Herrod氏が壇上に立ち、VMware社によるOVF(Open Virtual Machine Format)への取り組みを紹介している。

Herrod氏の説明によると、OVFは、仮想アプライアンスを多数のハイパーバイザーに配信し、これらを多数の管理ソリューションで管理するニーズから生まれたという。

OVFは、ISV各社が仮想マシンをオーサリングし、配信して、顧客の仮想プラットフォームに導入できるような形で開発が行われた。
OVFパッケージは全く最初からオーサリングを行うことも、仮想インフラから読み込むこともできる。
また、フォーマット(コアセクションが10あるextensible XMLドキュメント)が対象となる環境(ハードウェア、セキュリティ、および整合性レベル)を認証したり、ライセンス情報を含めたり、複数のVMを組み込んだり、最後までダウンロードを待たなくてもコンテンツをストリーム配信できるようなデザインとなっているため、OVFパッケージは簡単に配信することができる。
導入は3種類の可搬性レベルによって厳しくコントロールされており、これらがOVFパッケージ実行時の制限を定義している。


Chris Wolf氏が壇上にのぼり、可動性と組織化のチャンスや、仮想インフラの課題について語っている。

課題としては、現行のライブマイグレーション技術の大半が未熟であることや、各種ハイパーバイザーに互換性(仮想ハードディスクフォーマット、エミュレートハードウェア)がないこと、物理CPU同士の非互換性、SLAや準拠ポリシー適用の必要性、ミスの多いキャパシティプラニング、標準の欠如などがある。

Wolf氏は、ハードウェアの互換性が向上し、ストレージアーキテクチャが柔軟になり、仮想ネットワーキングがさらにインテリジェント化し、セキュリティにもっと注目が集まり(ただし、この分野では標準の欠如が重大な問題)、自動化ツールが(サーバだけでなく、コンピューティングスタック全体へのダイナミックプロビジョニングのために)大々的に採用されるとするなど、未来は明るいとの考えだ。


この日最後の重要なプログラムは、DMTF、CiRBA、Cisco社、HP社、およびNovell社に関連した管理、相互運用性、そして標準に関するパネルディスカッションだった。

このパネルディスカッションでは、Distributed Management Task Force(DTMF)の理事長を務めるVMware社標準化ディレクターのWinston Bumpus氏が、ほぼ完成したOVF Standard仕様の公開を発表した。
同仕様の最終版は1カ月以内に公開されるのではないかと思われる。