Citrix社がiPhoneクライアントの開発に着手(実話) (20080620-2)
Citrix社は、オーストラリアのメルボルンで開催されたApplication Delivery Conference 2008のステージにおいて、「Microsoft Windows XP」のリモートデスクトップが動作する「Apple iPhone」を披露した。
仮想化が分かっていないジャーナリストが書いた記事に1つ1つコメントする必要はないが、このデモ(以下参照)のインプリメンテーション技術や、これとCitrix社が実際にiPhoneに関して進めている開発作業との関連は少し説明が必要だろう。
Citrix社がステージで実際に披露したのは仮想デスクトップをコントロールするICAクライアントを組み込んだ「Mobile Safari」が動作するiPhoneだ。しかも、これは画期的なものでもなんでもない。
とはいえ、このデモはそれ以上のもの、つまり将来的に非常に革新的なプロジェクトが出てくることを暗示している。iPhoneのネイティブアプリケーションとしてAppStore経由で提供されるCitrixクライアントだ。
このクライアントが「XenDesktop」インフラにも接続することになるのか、それともXenAppファームだけなのかは分からない。
また、キーボードのないコンフィギュレーションにCitrix社がどう対処するのかも分からない。
このプロジェクトには、特に完成予定日は設定されておらず、その正式サポートさえ表明されていない。
また、われわれもそれがAppStoreで無償配信されるのかどうか分からない。
したがって、これは今のところ、Citrix社がニルバーナ(涅槃)デバイスと呼ぶものに向けた同社の飽くなき研究の成果を示す目的からステージ上で紹介された研究プロジェクトに過ぎない。
ただし、1つだけ確かなことがある。この分野におけるCitrix社の取り組みは、モバイル仮想化の機が熟していることを示している。
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