デスクトップ用ハイパーバイザーを発売してついに姿を現すNeocleus社 (20080507-4)
5月7日、新たな新興企業がソフトウェアを発売して仮想化市場に参入する。Neocleus社だ。
米国に本社を置く(R&Dセンターはイスラエル)2006年創業の同社は、最初の資金調達を2007年に実施してBattery Ventures社とGemini Israel社から500万ドルを集めた。
Neocleus社は、経営陣の顔ぶれからも分かる通りセキュリティに大きな重点を置いている。同社の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるEtay Bogner氏はSofaWare社(エンタープライズファイアウォール業界トップであるCheck Point社の歴史的に有名なパートナー)の出身、R&D担当バイスプレジデントのYair Tor氏はBeeFence社(侵入検知システムに重点を置く新興企業)の出身、そして最高セキュリティ責任者(CSA)のYoav Weiss氏はEntercept社(McAfee社によって買収)とCheck Point社の出身だ。
共同創業者兼最高経営責任者(CEO)はIntuwave社出身のAriel Gorfung氏だ。
同社はまだ1つも製品を発売しておらず、「エンドポイントの仮想化」という新コンセプトの売り込みに専念しているが、このことは仮想化による物理デスクトップのセキュリティ実現が目標であることを示唆している。
現実問題として、現在提供されている情報の大半からは、Neocleus社がWindowsデスクトップの基盤となるハイパーバイザーを提供する新アーキテクチャを販売しようとしていることがうかがえる(「デスクトップ仮想化」という言葉は既にVDIベンダー各社による乱用が激しく、使えなかったものと思われる)。
- 前述のハイパーバイザーは、エンドユーザの使い勝手に悪影響を与えないよう、Xenの亜種にメモリ、ディスプレイ、ネットワーキング、およびUSB用の「NativeDom」というパススルードライバが追加されたものであるはずだ。
- 同製品は、Input/Output Memory Management Unit(IOMMU)の有無にかかわらずハードウェアをサポートする。これがある場合は、複数のネイティブOS(パススルードライバ搭載のゲストOS)がサポートされるようになる。
- 同製品のインストーラはP2V移行ツールに統合され、既存のWindowsインストレーションを最初の仮想マシン(NativeDom)内に移動する。
- セキュリティの監視と強制は、仮想アプライアンスとして導入されたNeocleus社のソリューションを経由してハイパーバイザーレベルで行われる。
- Neocleus社では、オープンソースのフレームワークAPIを作成し、サードパーティー製仮想アプライアンスのプラグインを可能にする(VMware社が「VMsafe」でしているのと同様のもの)。
同社は、初めての製品の発売までのスケジュールやその機能の詳細について明らかにしていないが、同ソリューションは既にベータフェーズに入っているようだ。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
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