VMware社がVMware ESX ServerをESXへ変更 (20080404-8)
VMware社のハイパーバイザーである「VMware ESX Server」の名称が変更された。
同社は、正式な発表を行うこともなく製品名から「Server」の文字を削除し、(これまでのVMware ESX Server 3iから)「VMware ESX」および「VMware ESXi」の2製品へと変更した。
オンラインドキュメントの大半にはまだ以前の「VMware ESX Server」が書かれているため、顧客はしばらく混乱するかもしれない。おそらく、VMware社は4月10日に予定されている「VI 3.5 Update 1」のリリースに間に合うよう名称を変更するのかもしれない。
同社が最も人気の高いフラグシップ製品の名称を変更した理由を考えると興味深い。
まず最初に、最も可能性の高い理由は、顧客の大部分がたいていは同ハイパーバイザーを「ESX」だけで呼ぶからだ。この方が短くて言いやすい。しかし、名称変更の背景にはほかにも理由がありそうだ。
VMware ESX Serverの中で使われている「Server」の文字は、同ハイパーバイザーがバックエンド実装向けであるかのように思わせ、長期的にVMware社の足かせになる可能性がある。
もし同社が組み込みデバイスなどほかのプラットフォームにハイパーバイザーを移植しようとした場合どうなるだろう?サーバ製品を携帯端末上で運用するという話は混乱するし、「ESX Mobile」や「ESXm」といったエディションを投入するマーケティングが展開できなくなる。
VMware社ではも1つ大規模な名称関連の変更を行った。同社は会社のロゴから「an EMC company」(EMCグループ)の文章を削除した。
同社は今もEMCの子会社だが、これがあるとVMware社のトップパートナーでありながらEMCと競合するHP社やIBM社などは気になっていたのだろう。
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