Skytap社(旧Illumita社)が仮想ラボ自動化システム市場参入で表舞台へ (20080410-7)
仮想ラボ自動化システム市場が賑わいを見せ始めている。まだVDI市場のレベルには達していないものの、この分野の新興企業数はかなりのペースで増加している。
かつてIllumita社と呼ばれていた米企業は4月10日、Skytap社の名前で「Virtual Lab」を発表して表舞台に出る。
Skytap社は本社をワシントン州シアトルに置き、Madrona Venture Group社、Ignition Partners社、Washington Research Foundation社、そしてBezos Expeditions社の4社のベンチャーキャピタルから600万ドルを集めている。
社員数約20人の同社は、HP傘下企業出身の複数の幹部によって管理されている。最高経営責任者(CEO)のScott Roza氏(Opsware社出身)、最高マーケティング責任者(CMO)のSteve Brodie氏(Mercury Interactive社出身)、そして最高技術責任者(CTO)のJohn Janakiraman氏(HP Labs社出身)だ。
さらに、Microsoft社(Ian Knox氏とJed Stafford氏)やEMC社(Matt Perrine氏)出身幹部もいる。
Skytap社は、VMware社、Surgient社、およびVMLogix社といった業界の古参ベンダーのほか、StackSafe社などの新興勢力との競合も余儀なくされる。
Virtual Labは、簡単なアクセスを実現するウェブベースのコンソール、仮想マシンライブラリ、複数の仮想マシンを結合する機能、URLによるインスタント共有機能、詳細なアクセスパーミッションやクォータ割り当てシステムなど、このカテゴリーの製品に顧客が通常期待する機能を用意している。
当然、「VMware Lab Manager」や「VMLogix LabManager」などの製品との違いもある。Skytap社では、バックエンドの仮想インフラを独自にホスティングする。
今日、これと同じことをしているのは「VQMS」のインストール対応版も販売するSurgient社だけだ。
これはつまり、顧客はバックエンドのコンフィギュレーションは気にせず、必要な仮想マシンの作成や、既にあるもののアップロードだけに気を配ればよいことを意味する。同製品は現在「VMware ESX」と「Citrix XenServer」をサポートしているが、「Microsoft Hyper-V」のサポートも予定されている。
このモデルでは、顧客が自社のソフトウェアをネットにアップロードしてくれるSkytap社を信頼する必要がある。
さらに、ハードウェア自体をコントロールできないため、パフォーマンス/互換性テストの実施は不可能となる。
Skytap社ではかなり詳細な画面ツアー(4つのパートに分かれている)を用意し、各種作業における実際の製品の動きを説明している。 一見の価値はある。
請求は利用単位(実際は月極単位)で行われ、まだ確定はしていないようだが、現行の利用料は100ドル/月と仮想マシン1台あたり1ドル/時間を加えた額となっている。
Skytap社では、おそらく当初は小規模のインフラを用意し、サービスを提供できる顧客数も限られていると思われるが、同製品はすぐに試すことができる。申し込みはこちらから。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
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