社名を変更し、法人市場を視野に入れるMokaFive社 (20080407-4)

4/07/2008   |   原文はこちら (English)

Moka5社は、デスクトップ仮想化市場に革命を起こすという野心的な目標を掲げて2年前に設立された米新興企業だ。

同社製品の「LivePC」は、仮想マシンダウンロード用のオンラインライブラリや、VMを再配布せずに一斉にアップデートする機能など、興味深い特長でコンシューマー市場をターゲットにしていた。

しかし、VMware Player用ラッパで機能満載のLivePCは、2年が経過しても1.0の製品版に到達することができず、あまり普及しなかった。
さらに、同社は経営陣の大幅な入れ替えを徐々に進め、最高経営責任者(CEO)や、エンジニアリング担当バイスプレジデントおよびマーケティング担当バイスプレジデントが交代した。

さらに、同社は市場参入戦略の見直しを行い、社名(moka5からMokaFiveへ)、イメージ(ロゴやサイト)、およびターゲットユーザ層を変更して、今後はSMB市場を優先していくことになった。

新しい製品は、基本的には複数のLivePCを集中管理する「Virtual Desktop Solution」管理コンソールがベースになっている。

基盤のエンジンに変更はなかったが、この新製品には複数のセキュリティ機能(仮想マシンの暗号化、失効、署名)が追加されている。これらの機能は、VMware社(ACE)、Sentillion社(vThere)、そしてKidaro社(Workspaces、Microsoft社が買収)が何年も前から提供しているものだ。

法人市場のサポートに注力することになった同社だが、消費者を見捨てたわけではない。「MokaFive Express Solution」へと名前を変えたオリジナルのLivePCソリューションは、2年前から変わらない人気の高い機能を搭載したまま無償で提供されることになった。

だが、両製品ともまだ提供準備が整っていない。顧客がこれらを利用できるようになるのは2008年第2四半期以降となる。一方、プレビュー版はこちらで入手可能となっている。


これに従って仮想化レーダー製品ロードマップを更新した。