Microsoft社が仮想化キャパシティプラニング用の無償ツールを提供 (20080421-6)
仮想化プロジェクトで最も複雑な作業の1つが、P2V移行に最適な候補の選択と、新しい仮想化ホスト内でのこれらワークロードの正しい配分だ。virtualization.infoでは2007年から、キャパシティプラニングを仮想化の選定における3番目に大きな課題として位置づけている。
この分野に製品を投入しているベンダーはVMware社(「Capacity Planner」)、Novell社(「PlateSpin PowerRecon」)、そしてCiRBA社(「Data Center Intelligence」)だけと、かなり数が限られている。
これらのツールはすべて、月単位のサブスクリプションサービスもしくはコンサルティングサービスの一環として提供されており、必ずしも安いとはいえない。これが直接影響し、評価フェーズが仮想化プロジェクト全体の予算に重大な影響を与え、複数の企業が適切なキャパシティプラニングを思いとどまってしまう。
驚いたことに、これまで製品を宣伝していなかったMicrosoftから無償の代替製品が登場した。「Microsoft Assessment and Planning(MAP)」だ。
以下のような素晴らしい柔軟性を持つにもかかわらず、Microsoftは2008年2月に初めて登場した同ツールを必死に隠そうとした。
- 「Virtual Server 2005 R2」、「Application Virtualization 4.5」(旧SoftGrid)、そしてまもなく登場する「Hyper-V 1.0」のサポート
- エージェントを使わないドメインやワークグループマシンの発見(複数のログインアカウント証明を使用)やインポートリストのサポート
- 複数企業や部署のサポート
- 複数フォーマットによるレポートのサポート
どのキャパシティプラニング・ツールでも予測される通り、MAPもまずネットワーク上で利用可能な物理マシンを発見してから、カスタマイズされた時間帯におけるパフォーマンスのトラッキングを開始する必要がある。分析が完了したら、仮想化に適したサーバと、一緒にまとめられるワークロードとを明らかにするレポートが生成できる。
ほかの上記製品と異なり、MAPはレポートにしたがってP2Vの移行をコーディネートしたり、移行後も仮想マシンのパフォーマンスを継続的にトラッキングしてワークロードの配分を見直すことはできないが、キャパシティプラニングの大半のニーズに応える機能は十二分に搭載している。
価格を考えれば、どのプロジェクトでも検討すべき貴重なツールだ。
MAPのダウンロードはこちらから。
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