HP社が有力候補で、Parallels社買収はある (20080407-8)

4/07/2008   |   原文はこちら (English)

virtualization.comでは4月1日、非常に面白いとの考えでSun社が2億500万ドルでParallels社を買収という記事を発信した。

このニュースはその後Google Newsが取り上げたため、明らかにジョークであったにもかかわらず(提示価格が考え得る数字を大きく下回っている)、これを再配信するサイトや、Parallels社に詳細を問い合わせる動きが相次いだ。

幸いにも、このジョークは株式市場に影響を与えることはなく、Sun株は15.68ドルの始値を付けた後、16.00ドルで取引を終了したが、virtualization.comには訴訟を起こされるリスクがあるかもしれない。

いずれにせよ、これが興味深いのはParallels社が自社のブログできちんと発信した公開回答の内容だ。

これには「Parallels社の買収はない」というタイトルが付けられているが、実情は正反対のように思える。技術部長のIlya Baimetov氏が、提示額の低さ(これはつまり、Parallels社が買収先を探しており、問題は例によって金額だけということを意味する)とSun社が買収先として最適でないことについて説明している。

Baimetov氏は、Parallels社の買収先として可能性の高いMicrosoft社とVMware社の仮想化ベンダー2社と、想定外のHP社に言及している。

VMware社およびCitrix社に対応したハードウェアを投入する以外、HP社では今のところ仮想化市場参入に関心を示していない。
ではなぜHP社なのか?Baimetov氏はなぜDell社やIBM社などのほかのOEMの名前を挙げなかったのだろうか?

HP社はハードウェア仮想化市場で積極的に買収を進めており、Parallels社はその機会に乗じて自社が買収先を探していることを表明したのかもしれないし、同社の買収が名案であることをHP社に示唆しているだけかもしれない。

聞く耳を持つ者はいるのだろうか。


最新情報:この書き込みの憶測に水を差すように、Baimetov氏が当初の書き込みを更新し、Parallels社にとって有意義な買収先としてIBM社を追加してきた。


最新情報2:virtualization.comもこのジョークに対する反応に戸惑いがあるようだ。こちらにフォーローアップ記事がある。