VMware Workstation 6.5の機能一覧 (20080317-4)
3/17/2008
| 原文はこちら (English)
世界中で人気の高い「VMware Workstation」の次期バージョンでは、Apple社の顧客が既に「Fusion」で享受しているある機能が期待されている。VMware社が「Unity」と呼ぶシームレスなウィンドウ機能である。
しかし、Workstation 6.5には重要な機能がほかにもいくつかあり、virtualization.infoがベータ1(ビルド74679)の全機能の詳細を明らかにする。
- 「ACE」オーサリング機能の搭載
VMware社は、これまでACE製品にしかなかった企業向けデスクトップセキュリティ機能をWorkstationに搭載する。しかし、新たにシリアル番号を購入しなければ「Workstation ACE Edition」を入手できなかったバージョン6.0とは異なり、これらの機能は今バージョンから基本製品に標準搭載されることになった。
これはつまり、仮想ディスク暗号技術、未承認ネットワークへの隔離アクセス、物理ハードウェアデバイスへのアクセスコントロールなどが可能になることを意味する。 - 「VProbe」分析・デバッグエンジンの搭載
VProbeはハイパーバイザーレベルで動作し、仮想マシンと物理ハードウェアとの間のあらゆるやりとりに関する情報を提供することができる。
ゲストOSレベルで動作可能な従来の分析ツールを大幅に上回り、仮想CPUレジスタ、ハードウェア仮想化ステータス、ゲストOSページフォルト、割り込み状況などのさまざまな情報を提供する。
専用のスクリプティング言語が付属するが、GUIやレポート機能は一切搭載されておらず、Sun社が自社のSolaris 10 OS用に開発した「DTrace」ツールから着想を得ている。 - 「Record/Replay」機能用チェックポイントの導入
これからは、Record/Replay機能を使うことで仮想マシンを記録済み、もしくは再生済みとしてマークできる。 - ゲストOS自動インストレーションのサポート
「VirtualCenter」が提供するカスタムウィザード同様、WindowsのゲストOSを初めてインストールする前に(管理者のパスワード、インストレーションキー、ネットワーク設定など)いくつかの値をあらかじめ定義できるようになった。 - ゲストOSレベルでのスマートカードのサポート
ホストレベルで利用可能なスマートカードリーダが仮想マシンで利用可能になる。
最初の2つの機能は特に重要だ。
基本バージョンのWorkstationにACE機能が搭載されたということは、まずVMware社が現在ACEをうまく販売できていないということ、次に、今後の戦略としてはVMware社が ACE 2.0と一緒に投入した管理コンポーネントだけを販売することになっていくことを意味する。
そしてさらに、Microsoft社がKidaro社を買収したことを受け、VMware社には厳しいセキュリティ市場で同製品の位置づけを完全に見直す理由が1つ増えたことになる。
Workstation 6.5へのVProbe搭載は、 VMware ESX Serverへの搭載に向けた第一歩に過ぎない。そこで、この技術が新しいタイプのパフォーマンス分析やトラブルシューティング製品の投入を可能にしていく。
現在ゲストOSレベルのレポートツールを販売しているベンダーはすべて、自社を業界から追い出しかねないこの機能の展開にもっと注目する必要がある。
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