Citrix社、XenServer管理機能をHP社のGUIに統合 (20080320-5)

3/20/2008   |   原文はこちら (English)

中国市場に関する大型OEM契約をLenovo社と結んだCitrix社が、さらに大型の契約をHP社と結ぼうとしている。

Citrix社は既に、認定済みの「ProLiant」および「BladeSystem」の両ハードウェアに「XenServer」を搭載するというHP社(およびDell社)との販売契約を2007年10月に発表しているが、つい先ごろ発表されたばかりの契約はもう少し範囲が広いようだ。

両社は、基本的な管理機能がプレインストールされ、HP社のGUIに統合された専用バージョンのXenServer(「Citrix XenServer HP Select Edition」)を開発した。

リモートコントロールを利用する顧客は、知名度の高い「HP Integrated Lights-Out」(iLO)を使えるようになるが、ローカルコントロール用にもHP社とCitrix社が新しい「ProLiant Virtual Console」(PVC)を開発している。

言うまでもなく、このバージョンのXenServerはエンタープライズ管理への対応準備が整っている。まず、HPのエージェントが統合されて「System Insight Manager」(SIM)でシステム全体をコントロールできるようになっており、次に、ライセンスキーを変更するだけの簡単な処理で(XenCenterとの統合に向けた)「Enterpise」や「Platinum」エディションへのアップグレードも可能となっている。

HP社はさらに、3月31日からProLiantの10種類のモデルにこのコンフィギュレーションを用意するが、価格に関する情報は明らかにされていない。


今回の提携とこれまでのものを合わせて考えると、XenServerは現在、エンタープライズサーバの半数以上で工場出荷時のオプションとなっている。

これは、新しい「VMware ESX Server 3i」ハイパーバイザーをエンタープライズサーバの大半に搭載させるというVMware社の戦略に対する強力な対抗策だ(無償であることに期待したい)。

しかしVMware社の場合のように、この動きにはSMB市場の顧客が集まる一方、プレミアム管理オプションの販売専念を余儀なくされる販売チャネルへの悪影響もある。