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VMworld Europe 2008速報:第1日 (20080226-1)

2/26/2008   |   原文はこちら (English)

発表した通り、virtualization.infoはカンヌのVMworld Europe 2008会場からブログで初日と2日目の基調講演速報をお届けする。


壇上にVMwareの創業者兼最高経営責任者(CEO)、Diane Greene氏が登場した。

同氏は、仮想化現象、VMwareの社歴、業績、技術進化、そして主要カスタマーのケーススタディーについて語り始めた(同社は現在、世界合計で10万社以上の顧客を抱えている)。

さらに、Greene氏は自社の顧客リストを実証するため、最大級のケーススタディーであるBritish Telecom社を壇上に招いた。
BTは、世界11カ所以上のデータセンタ(900プラットフォーム以上)にVMwareの技術を導入し、世界中のワークロードのプロビジョニングの見直し、社外で業務に従事するユーザーへの仮想デスクトップの提供、そして自動災害対策の実現を行っている。

これまでは、欧州のユーザー層が仮想化に取り組み始めたのは比較的最近であり、まだ基本的な伝道活動が必要だと仮定したアプローチが取られてきたように思える。


ここでGreene氏が壇上に戻った。

そして同氏は、ある顧客が信頼性に関して達成した記録を明らかにした。VMware ESX Serverを1461日前から再起動していないという。

次に同氏は、話題を環境問題へと移し、VMwareを使えば欧州でどのような環境対策が可能になるか語った。

さらに、同氏は2月25日に発表した「Lab Manager」、「Stage Manager」、「Lifecycle Manager」、そして「Site Recovery Manager」の4製品も(簡単に)紹介した。


これら4製品に関しては、詳しい説明もデモも全く行われなかった。Diane Greene氏は、かまわず話を進めて壇上にIBMを招き、同社が「VMware ESX Server」、「IBM System x3850 M2」、そして「Microsoft Exchange Server 2007」で達成したパフォーマンス関連の記録について解説が行われた。

プレゼンテーションのこの部分ではかなり皮肉な点が2つほどあった。1つ目は、Exchange Server 2007がMicrosoftのどの仮想化プラットフォームでもまだ正式にサポートされていないことで(しかも、どこからも話さえでていない)、2つ目は、VMwareとIBMがMicrosoft製品の仮想化を話題にしても、Microsoftが関与する兆候が全く見られない点だ。

IBMはまた、新しい「VMware ESX Server 3i」がサポートされて「BladeCenter HS21」に組み込まれたことも発表している。


Greene氏はここでいったん戻ったが、すぐにHPを壇上に呼んだ。

HPは、「VMware VirtualCenter」と「HP Insight Control」管理ソリューションの相乗効果について語った(HPも、IBMのようにスクリーンを使って次々に製品を売り込んだ)。そして、これら2製品によって「DL 380 G5」と「VMware ESX Server 3i」を管理するデモが行われた。


IBMとHPを壇上に呼んで(同じく当初からVMwareに投資をしている会社の1つである)Dellを呼ばないわけにはいかない。ここでDellも登場した。

この時点で、基調講演は大手OEM各社の巨大ショールームと化したのだった。

Dellは、VMware HCLが現在サポートするすべてのサーバ(ブレードシステムを含む)でVMware ESX Serverを完全サポートすることを発表した。しかし最大のポイントは、DellがVMware ESX Serverをネットから直接ダウンロード購入できるようにしたことだ(この点についてVMwareの営業部門からいろいろとコメントを得るのは難しいだろう)。


基調講演も終わりに近づくと、Diane Greene氏が壇上に戻った。

同氏はVDI構想を推進し、「Scalable Virtual Image Technology」という新機能を紹介した。

VirtualCenter GUIに「Scalable Image Management」コンソールが搭載されるようになり、VMwareがWorkstation製品シリーズに導入済みの有名な リンククローン技術を使うことで数十台の仮想マシンが数秒で作成できるというデモが行われた。

Greene氏は具体的に、マスターイメージにパッチを当てることでリンククローンのコピーが特に労せずして最後のパッチを継承する様子を紹介した。


Greene氏は取得したばかりのThinstall技術に触れて講演を終えた。VMwareが入手したばかりのアプリケーション仮想化技術を壇上で売り込むのは今回が初めてのことだ。

同氏は、仮想化された「Microsoft Visio」をUSBメモリから起動するデモを行って基調講演を終えた。


26日はここまでだ。明日27日の基調講演にはVMwareのチーフサイエンティストであるMendel Rosenblum氏が登場し、同社から登場する新しい強化技術について講演するものと思われる。

ご期待いただきたい。