ベンチマーク:SAN環境におけるVMware VMFSとローディスクのパフォーマンスを比較 (20080225-3)
VMwareが、SAN環境において「VMware ESX Server 3.5」の仮想マシンをVMFSのボリュームに格納した場合と、ローディスクのボリューム(「Raw Device Mapping」もしくは「RDM」)に格納した場合のパフォーマンスを比較した興味深い12ページのレポートを公開した。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載しております。)...
ランダムなワークロードでは、VMFSもRDMも同様のI/Oスループットが出た。そして、I/Oブロックサイズが小さいシーケンシャルワークロードでは、RDMがVMFSよりややスループットを上げた。しかし、I/Oブロックサイズの増加に伴いパフォーマンスの差は縮まる。RDMは、すべてのワークロードにおいて若干だがCPUコストに優れている。
このレポートのテスト結果からは、テストした大半のワークロードでVMFSとRDMが同様のI/Oスループットを出していることが分かる。このなかで見受けられたI/Oパフォーマンスのわずかな差は、CPUが飽和した状態で仮想マシンが実行されているためだ。したがって、これらの調査で明らかになった差は、大半のアプリケーションが通常は仮想マシンの機能をフルには引き出さないことから、実世界のワークロードでは最小限に収まる。つまり、たいていのエンタープライズアプリケーションが仮想マシンで動作する際の仮想ディスクの構成としては、VMFSとRDMのいずれでも利用可能である。
ただし、ローディスクの使用が必要なケースもいくつかある。スナップショットのような固有のSAN機能を利用するバックアップアプリケーションや、クラスタリングアプリケーション(データとクォーラムの両方のディスク用途)ではローディスクが必要となる。これらのケースではRDMが推奨される。これらのケースでRDMの利用を推奨するのはパフォーマンスが理由ではなく、これらのアプリケーションが要求するディスクのコントロールレベルが低いためだ。...
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